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革の基礎知識 Basic knowledge of Leather

革の基礎知識

[レディース・バッグ]鞄
知って得する、革ハンドバッグの選び方。

ハンドバッグは万能だ。ビジネスで、パーティーで、デートにレジャーで。TPOに応じた鞄選びのチェックポイントはこれだ。

フォーマル
フォーマルなハンドバッグは、オールマイティーな場面で使える一品を持とう。選ぶ基準は、諸々の公的なマナーに反さないこと。紋様豊かな爬虫類の革や、光沢や金具が目立つものはNGだ。色は、和洋問わずどのような衣服にも合わせられるので、やはり黒が良いだろう。
 長く愛用するためのチェックポイントは、手ひも、革質、縫製。いずれも店先で見て触って確認できることなので、これらを踏まえて鞄を選ぼう。さすれば、長く携えることのできる一品は必ず見つかるはずだ。
フォーマル
収納性には限度が。最低限の荷物を入れよう

鞄には化粧ポーチ、財布、携帯電話とのし袋が入れば十分。容量以上の物を入れると型崩れにつながる

無理なく持てて丈夫なひもを選ぶ

フォーマルハンドバッグの手ひもは硬めにつくられている。手との相性や、付け根の頑強さを確認しよう

接触が多い胴には耐久性の工夫がある

胴の革は柔らかいが、その奥に芯があるものは耐久性が高い。芯の有無は触れて確認できる

型崩れを防ぐ技術は底にあり

傷めやすい底の角は縫製の確かさを見る。また、柔らかい底は型崩れを起こしやすい。一定の硬さがほしい

タウン&ビジネス
最近はビジネスでもタウンでも併用できるハンドバッグが増えてきた。つまり、それだけ長い時間をひとつのバッグと共有するということ。自然、収納する物も多くなるし、中の仕切りも相応の数が必要になる。だが、容量以上の物を入れ過ぎることは、革を傷め型崩れを招く。先に使い方のイメージをもって鞄を選ぶことが大切だ。店先では、収納量だけでなく手ひもや重さをチェックすべし。出勤からアフター5までの強い味方だけに、押さえておくべきポイントは少なくない。
ビジネスバッグの基本は書類の収納力

ビジネスバッグの基本は
書類の収納力

A4サイズの書類を収納できることがビジネスバッグの大前提。他に入れる物も想定して収納量を見よう
機能性と安全を支える仕切りの重要性

機能性と安全を支える
仕切りの重要性

貴重品の安全面や整理する利便性のためにも、複数の仕切りと、全体を閉められるつくりのものが良い
あなたは知っていた?蛇革の豆知識

あなたは知っていた?蛇革の豆知識

蛇革では背中の面と腹部の面が使われる。これは蛇腹といって、腹部の鱗を活かしたもの。お好みで選ぼう
肩に優しい柔らかな手ひもを選ぼう

肩に優しい柔らかな
手ひもを選ぼう

タウン用の手ひもは柔らかくつくられている。手に持ち、肩にかけ、自分との相性を確かめよう
修復できないからこそファスナーは吟味して

修復できないからこそ
ファスナーは吟味して

ファスナーは壊れたら取り替えるしかない。購入前にファスナーの開閉がスムーズか試しておこう
芯を見極めて長く使える鞄を選ぶ

芯を見極めて
長く使える鞄を選ぶ

底にある芯が折れると型崩れを招く。芯が革と隙間無くしっかり付いているものが安心だ

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