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2018/05/08

ON THE CORNER / ISETAN × TIME & EFFORT 第2回イベントレポート

ON THE CORNER / ISETAN × TIME & EFFORT 第2回イベントレポート

この春、始動した〈 ON THE CORNER(オン・ザ・コーナー) 〉ポップアップイベントを東京・新宿 伊勢丹新宿店本館1階=婦人雑貨/プロモーションで2018年3月21日(水)から27日(火)まで行いました。

"伝統と革新の交わり"をコンセプトに展開する〈 ON THE CORNER(オン・ザ・コーナー) 〉は《 TIME & EFFORT 》と〈 イセタン 〉とのコラボレーションにより実現。婦人靴に続く第二弾は「未来に繋がる新しいスマートレザーグッズ」をテーマに、スマートウォレット、スマートフォンケースといった革小物を中心にご用意しました。

〈 ALBERTE _ アルベルテ 〉、〈 FARO _ ファーロ 〉、〈 JINMON _ ジンモン 〉、〈 ke shi ki Leather Products _ ケシキレザープロダクツ 〉、〈 RIOWA _ リオワ 〉、〈 SHOJIFUJITA _ ショウジフジタ 〉の6ブランドがラインナップ。スマートフォンの進化とともに、クレジットカード、電子マネー、QRコードをはじめとする現金以外の決済手段が普及しています。

利便性への支持が高まるなか、サイズを最適化した「軽薄短小」なアイテムが続々登場。ミニバッグのトレンドとも呼応し、機能性・ファッション性を兼備する日本製革製品がそろいました。

今回も《 TIME & EFFORT 》ポップアップイベント参加ブランドからピックアップしてご紹介します。〈 RIOWA 〉は、有名ブランドを多数輩出するクリエイターの登竜門、インキュベーション施設〈 台東デザイナーズビレッジ 〉に入居中。

奥西了和さんが文化服装学院を卒業後、老舗のメンズレザーグッズメーカー、バッグメーカーなどで、10年以上職人として経験を積み独立。2016年から始動しました。

多様な配色、素材の組合せで選ぶ楽しさを提案。個性あふれる財布、革小物が人気を集めています。流行のL字ファスナーのコンパクト財布はメンズの上質な仕立てを生かした薄づくり。現金とカードをスマートに持ち歩けます。

誰かに見せたくなる「SNS映え」するデザイン、一点もの感覚のカラフルな色づかいはジェンダーフリー、エイジフリー。幅広いユーザーの皆さまにご好評いただきました。

「時が作るデザイン」をコンセプトに「素材がもつ神秘な力を見極め、思いを引き出すように作り出したカタチ、単純でありながらも美しいプロダクトをリリースする〈 SHOJIFUJITA _ ショウジフジタ 〉。定番・PIEACEシリーズのフォルムは、なんと六角形。「四角形だけが持ちやすい形ではないのでは?」と、固定概念にとらわれない、しなやかな視点、新しい快適さへの探求が素敵ですね。

大手文具メーカーとのコラボレーションでも話題に。バッグ、革小物というジャンル、カテゴリーにこだわらないデザインワークが高く評価されています。

期間中にはパターンオーダー会を実施。名入れやステッチのカラーをチェンジできるカスタムオーダーも承りました。

このほかバッグをバリエーション豊富に展開。使用シーンとサイズ感にフォーカスし、ショルダーバッグ、クラッチバッグ、ウォレットポーチ、ショルダーウォレット・・・と、財布機能を付加するなど多様な仕様で細分化するご要望にお応えしました。

「スマホファースト」志向により、「ハンズフリー」「手ぶら」ニーズの広がりが予想され、バッグ、財布、スマートフォンケースの境界が曖昧になっています。

2018年はフォルダブル(折りたたみ)スマートフォンの登場でスマートフォンケースの潮目が変わるとき。「ちょうどいいケースがない」と大きめの長財布にスマートフォンを収納するユーザーも増えているそうです。

そんな傾向を反映した「持ちたくなる素材感」「使いたくなる利便性」「新しい使い方ができる革製品」を提示し、色合い・風合いに優れた日本の革と革のものづくりの魅力を発信してまいります。

今年度もポップアップイベントをはじめ、さまざまな試みを企画しておりますので、どうぞお楽しみになさってください。