革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を毎月ご紹介していきます。
靴版・今日は何の日カレンダー。
12月にはどのような出来事があったのか──
昭和から平成へ、そして21世紀へ。──バブル経済の崩壊、阪神淡路大震災、アメリカ同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災、そして新型コロナ禍と、時代は揺れ動く。靴産業も国際化やデジタル化、それに伴うマーケット変化に対応して、日本独自の靴の開発と産業システムの再構築が求められる中、2020年に産業創設150年を迎えた。
1970(昭和45)年、靴産業は創設100周年を迎えた。ここから86年の皮革・革靴の輸入関税割当制(TQ制)移行、およびバブル経済崩壊の90年代初めまでが産業の成熟期であり、同時に、業界内外の様々な事象の影響を受け、産業の変革を促す起点となる時期である。
日本における靴産業創設150年を記念するイベント第二弾が11月23日から12月7日、東京・浅草 浅草文化観光センター7F 展示ホールで行われました。
シューワード玉手箱 第8回は「靴磨き」をお届けします。
子どもの身体の成長には良い靴が欠かせない。心の成長には良い絵本や童話が欠かせない。シンデレラ物語、赤い靴、長靴をはいた猫など、靴が大切な役割を果たす物語は数多い。心と身体にシューズワンダーランドの楽しさ、大切さを伝えたい。
靴版・今日は何の日カレンダー。
11月にはどのような出来事があったのか──
日本唯一の本格的な靴履物関連博物館、松永はきもの資料館(あしあとスクエア/広島県福山市)で話題のイベント「西洋靴150年展」が10月2日からスタートしました。
靴は二足歩行を支え、知恵の象徴とされ、文化を形成する原点ともいわれる。そこで、靴をより良く、より深く知るためには多様な角度からのアプローチが必要となる。テキストブックも実に多様だ。
日本の靴産業150年記念イベント「靴ミュージアム」が東京・渋谷 渋谷スクランブルスクエア12Fで行われました。会場は吹き抜けで開放的なスペース。大きな窓が配され、日中はもちろん、日没後の夜景も抜群でした。
靴版・今日は何の日カレンダー。
10月にはどのような出来事があったのか──
シューワード玉手箱 第7回は「足・素足・裸足」をお届けします。
1955(昭和30)年から60年代にかけて、世の中は神武景気、岩戸景気、所得倍増計画に沸き、高度経済成長時代に突入する。その勢いは東京オリンピック(64年)を経てイザナギ景気、大阪万博(70年)まで衰えず、靴産業もその時代の波に乗り機械化近代化を進め、成長拡大していく。
靴版・今日は何の日カレンダー。
9月にはどのような出来事があったのか──
シューワード玉手箱 第6回は「子供と靴」をお届けします。
「ISETAN 靴博 2020」が8月26日~31日、東京・新宿 伊勢丹新宿店本館6F=催事場で開催されました。総勢50ブランド、約1000足が集結。
太平洋戦争が終った1945(昭和20)年は、製靴業が創始されてから75年目、靴産業150年のちょうど中間点にあたる。戦前の日本の靴(産業)は軍靴によって発達を促されてきたが、そんな軍需の時代が暗転し、戦後は民需の時代に。平和産業・生活産業、そしてファッション産業・健康産業としての75年となっていく。
日本の靴150年・靴の浅草150年記念企画「シューシューヒストリー・オブ・ジャパン」が、東京・浅草 雷門前 浅草文化観光センターで行われました。皮革産業資料館(東京・浅草)、リーガルアーカイブス(千葉・浦安)、松永はきもの資料館 あしあとスクエア(広島・福山)、それぞれの貴重な収蔵物をお披露目。
靴版・今日は何の日カレンダー。
8月にはどのような出来事があったのか──
シューワード玉手箱 第5回は「古今東西/靴のことわざ&ジンクス」をお届けします。
皮産連ブースでは、日本の靴産業150周年の革靴歴史展示や、150周年限定モデルのリーガルに加え、マドラスの55周年記念モデルの出品など、各社の逸品が並びます。
日本の靴産業150年の間に流行した靴、学生による未来の靴展示、シューケアワークショップ(予約制)他を行います。
福山市の松永はきもの資料館にて「西洋履150周年」を開催します。
高田喜佐(1941~2006)を知っていますか。日本で初めての靴デザイナーとしてファッションやメディアの世界からも注目を集め、「KISSA」は時代を象徴するブランドだった。エッセイストとしても才能を発揮、多くの本を著している。その自由で一途で乙女チックなキャラクターの一端を、読んで味わいたい。
シューワード玉手箱 第4回は「男の靴」をお届けします。
靴版・今日は何の日カレンダー。
7月にはどのような出来事があったのか──
文明開化の明治から、国力増強・経済発展・産業近代化の大正、そして昭和へ。都市の近代化、暮らしの洋風化が進む。一方で軍国主義と戦争が社会全体を覆い、靴産業は翻弄されていく。
漫画は今や日本文化を代表するポピュラーな存在。時代や社会の移り変わりを敏感に写し取り、若者を中心に世界的に愛読され、活字・映像・ネットといったメディアを横断して広がりを見せている。そんな漫画の世界に、靴はしばしばマニアックな形で登場する。靴職人の物語やディープな専門知識・用語も飛び交っている。
人は靴に様々な思いを巡らす。小説・エッセイ・映画・雑誌・新聞・ニュース──から靴にまつわる言葉をピックアップ
シューワード玉手箱 第3回は「ハイヒールの迷宮」をお届けします。
靴版・今日は何の日カレンダー。靴は暮らしのパートナー、一年365日、毎日が誰かの“靴のメモリアルデー”
6月にはどのような出来事があったのか──
人は裸足で生まれ、靴を履いて成長する。長い人生、日々の暮らし、喜びの時や悲しみの瞬間、家族や友人や恋人との時間を共にする靴は、物語を彩るツールとして様々な形で登場する。人は、足だけでなく、頭でも靴を履く──。
人は靴に様々な思いを巡らす。小説・エッセイ・映画・雑誌・新聞・ニュース──から靴にまつわる言葉をピックアップ
シューワード玉手箱 第2回は「靴職人名語録」をお届けします。
近代国家の建設を目指してひたむきに突き進む明治政府にとって、産業の振興と軍備の強化は必要不可欠なテーマ。 そこに靴産業は否応なく取り込まれていく。
靴版・今日は何の日カレンダー。靴は暮らしのパートナー、一年365日、毎日が誰かの“靴のメモリアルデー”
5月にはどのような出来事があったのか──
靴産業150年の歴史を知るには、まず業界を代表する企業や組合・団体の社史や組合史から。地味だけど、インサイドならではの企業文化・産業文化を読み取り、感じ取ることができるはず。非売品ばかりだが、皮革産業資料館や各組合などに問い合わせれば入手もしくは閲覧できるはず。
人は靴に様々な思いを巡らす。小説・エッセイ・映画・雑誌・新聞・ニュース──から靴にまつわる言葉をピックアップ
シューワード玉手箱 第1回は「日本人と靴」をお届けします。
幕末動乱から文明開化へ──
時代の夜明けと共に日本の靴産業は誕生する。最先端のビジネスであり、進取の気性に富む若者が多く参入し、新たな産業の創設に挑戦していった。