シューワード玉手箱
古今東西/靴のことわざ&ジンクス
ベッドと靴はいいものを買え
父親の長靴が履ければ一人前のおとな
死者の靴を期待するような者は一生はだし(親の遺産をアテにするような子供にろくな者はいない)
金の靴を履いて旅に出れば世界の果てまでも行ける
長靴をはいた男は、短靴をはいた男の必要なものが分からない
古靴はワックスがたくさんいる(老いは重荷)
足のどこに靴があたるか自分がいちばん良く知っている
隣人の靴のどこが痛いかは分からない
古靴を捨てるのは習慣を捨てるよりやさしい
新しい草鞋を買う前に古い草鞋を捨てるな
女は靴だ。長く履いているとスリッパになる
靴屋の靴は穴だらけ
靴屋はいつもひどい靴を履いている
足を圧迫するブーツは男性的な権力の象徴である。
靴屋の女房ほど、ひどい靴をはいている者はいない
繕い物屋はボロを着て、靴屋は裸足で歩く
靴屋ははだしで、仕立屋ははだか
靴屋がミサに行きゃ、神に祈るのは羊の死ぬことばかり
靴屋は靴だけのことにしろ(本分を守れ)
靴を気にしながら足にはかまわない
嫁は足を見てえらべ
足の腫れあがった医者のいる町に災いあれ
死は足にあり、共に歩んでいる
嘘は足が短く、真実に追いつかれる
幸運はガラスの足を持っている
梨の木の下では帽子を被り直すな、メロン畑では靴紐を結ぶな
真実は樹皮の靴、嘘は皮の長靴(真実は時ににがく、もろく、つらい)
恋を得たいと思う人は、相手の靴をこっそりと手に入れて、8日間手元に留めてからそっと戻すと愛がかなえられる
ラブレターを靴の中に入れておけば、恋人とうまくいく
四つ葉のクローバーを右の靴に忍ばせて外出すると、道で最初に出会った男性と結ばれる
カッコウの初鳴きを耳にしたら、髪の毛を一本靴に忍ばせると、その年のうちに結婚できる
買ったばかりの靴を落とすと、その靴を履きつぶすまで失恋続き
男性が恋人に靴を贈ると凶
新しい靴で橋を渡っている時、見知らぬ男に出会ったら、彼が未来の夫になる
初めて航海に出る船員や新しく事業を始める人に靴を投げつけ、ぶつかると吉
靴を履く前に帽子を被ると凶
左右の靴を間違えて履くと不運になる
新しい靴に唾を吐きかけてもらうと、その人と一生友達でいられる
まだ一歳にならない赤ちゃんに赤い靴を履かせると吉
ブーツやサンダルを枕元に置いて寝ると悪夢を見る
ベッドに靴のままのぼると金がたまらない
父親のブーツに皿をのせて食事をすると立派な人になれる
旅に出るとき、ヨモギを靴に入れておけば災難に会わない
お金を、男性の靴か女性の靴下に3日間忍ばせると、どんなギャンブルにも勝てる
写真提供:シューフィル/
オランダ皮革・靴博物館所蔵