靴暦365靴版・今日は何の日カレンダー

靴暦365 10月

10月

10/1

1946(昭和21)年
軍需物資の放出による市場の混乱防止を図る臨時物資需給調整法公布。皮革、靴も対象になり49~50年まで統制対象に
1953(昭和28)年
初の全国優良ゴム履物見本市が開催される
1958(昭和33)年
皮革の単位が「坪」から「デシ」に切り替わる
1962(昭和37)年
東京都皮革産業健康保険組合(村上文七理事長)発足
1981(昭和56)年
台東区産業研修センター開設。皮革産業資料館も併設
1990(平成2)年
日本製靴、リーガルコーポレーションに社名変更。関連の製造・販売会社を含めFITグループとなる
靴や皮革製品など地場産業のための台東区立産業研修センターが完成
1902(明治35)年創業の日本製靴からリーガルコーポレーションに商号変更

靴や皮革製品など地場産業のための台東区立産業研修センターが完成(左)
1902(明治35)年創業の日本製靴からリーガルコーポレーションに商号変更(右)

10/2

1870(明治3)年
明治政府、海軍はイギリス制式、陸軍はフランス制式を採用し、常備兵員制を制定
1971(昭和46)年
見本市3団体を統合して東京靴見本市協会(菅沼操会長)発足。翌年2月に、晴海の国際展示場で第1回東京シューフェアを開催
1998年
靴デザイナー、ロジェ・ヴィヴィエ死去(91歳)
見本市3団体を統合して東京シューフェアを華やかに開催した東京靴見本市協会(
婦人靴デザイナーとして世界をリードしたロジェ・ヴィヴィエ(1907-1998)

見本市3団体を統合して東京シューフェアを華やかに開催した東京靴見本市協会(左)
婦人靴デザイナーとして世界をリードしたロジェ・ヴィヴィエ(1907-1998)

10/3

1943(昭和18)年
ファッションデザイナー、山本耀司誕生
1962(昭和37)年
全国サンダル生産者連合会、モード履き、ヘップ、モードサンダルなどの呼称を「サンダル」に統一

10/4

1923年
映画俳優、チャールトン・ヘストン誕生。「ベン・ハー」「十戒」など大作歴史劇の主演が多く、米では国民的スターだった(2008年、84歳で死去)。グラディエイターサンダルは、60~90年代まではベンハー・サンダルと呼ばれた
2020年
ファッションデザイナー、高田賢三、新型コロナの合併症によりパリの病院で死去(81歳)
チャールトン・ヘストン主演の「ベン・ハー」からベンハーサンダルが生まれ、2000年以降はグラディエーター・サンダルに
2017年に出版された高田賢三の自伝

チャールトン・ヘストン主演の「ベン・ハー」からベンハーサンダルが生まれ、
2000年以降はグラディエーター・サンダルに(左)
2017年に出版された高田賢三の自伝(右)

10/5

1970(昭和45)年
リーガルシューズ第1号店、東京駅前・八重洲にオープン
1974(昭和49)年
銀座から新橋にかけて土曜日の歩行者天国開催
東京駅八重洲口前にオープンした「リーガルシューズ」直営1号店

東京駅八重洲口前にオープンした「リーガルシューズ」直営1号店

10/6

1949(昭和24)年
浅草3商店街が「靴と付属の大市」開催、参加150社、3日間にわたり盛況
1988(昭和63)年
女優、堀北真希誕生。2009年、第9回のベストレザーニストに選出される

10/7

1940(昭和15)年
単価35円以上の乗馬靴、スキー靴など不要不急品として販売禁止

10/8

1988(昭和63)年
藤ノ木古墳から石棺発掘。中に沓など副葬品千数百点を発見
1988(昭和63)年
日本足袋工業会が「足袋の日」に制定
1994(平成6)年
日本整形外科学会が「(運動器の)骨と関節の日」に制定

10/9

1950(昭和25)年
服飾デザイナー、ドン小西(小西良幸)誕生。JLIAデザインアワード審査委員長など幅広く活躍
JLIAデザインアワード審査委員長なども務めたデザイナー、ドン小西(写真中央)

JLIAデザインアワード審査委員長なども務めた
デザイナー、ドン小西(写真中央)

10/10

1940(昭和15)年
民需用の靴に牛革、水牛革の使用禁止
1950(昭和25)年
大塚製靴、米軍より朝鮮戦争向け改造靴約7万足を受注。12月にも約15万足受注
1960(昭和35)年
日本靴連盟が「靴のモードショー」を開催
1975(昭和50)年
日本万歩クラブ、日本歩け歩け協会が東京で「みんなで歩こう全国大会」を開催
1978(昭和53)年
広島県福山市松永に「日本はきもの博物館」開館。下駄履物のマルヤマの創業100年記念行事として丸山茂樹社長が私財を投じて開設した
靴連盟がマスコミ向けに行った「靴のモードショー」
日本で唯一の靴履物総合博物館として誕生した「日本はきもの博物館」。現在は福山市が「あしあとスクエア・松永はきもの資料館」として管理運営する

靴連盟がマスコミ向けに行った「靴のモードショー」(左)
日本で唯一の靴履物総合博物館として誕生した「日本はきもの博物館」。
現在は福山市が「あしあとスクエア・松永はきもの資料館」として管理運営する(右)

10/11

1946(昭和21)年
上野アメ横、誕生。12店のマーケットでアメリカ軍の放出物資など販売
1956(昭和31)年
靴デザイナー、赤嶺勤誕生。80年代、靴のDCブランドブームの中で注目され、90年代にかけてパリを拠点にショップを出すなど活躍
80年代半ば~90年代にかけてパリで活動したデザイナー、赤嶺勤とパリのショップ
80年代半ば~90年代にかけてパリで活動したデザイナー、赤嶺勤とパリのショップ

80年代半ば~90年代にかけてパリで活動したデザイナー、赤嶺勤とパリのショップ

10/12

1948(昭和23)年
推理作家、島田荘司誕生。数多い作品の中に、靴が重要な役割を果たす「飛鳥のガラスの靴」「セント・ニコラスのダイヤモンドの靴」がある
1960年
国連総会で「靴叩き事件」発生。ソ連が提出した議題に反対する演説に対し、フルシチョフ第一書記が靴で机を叩いて妨害したという
島田荘司の「飛鳥のガラスの靴」は靴が重要な役割を果たすミステリー

島田荘司の「飛鳥のガラスの靴」は靴が重要な役割を果たすミステリー

10/13

1925年
スタンダップ・コメディアン、レニー・ブルース誕生。ユダヤ系イギリス人の父親は靴商人だった。政治・差別・セックスなどの過激トーク、悪口芸のパイオニア
1967年
走高跳びの世界記録(2m45㎝)保持者、ハビエル・ソトマヨル誕生。93年以来破られない記録であり、2m40㎝以上を20回以上クリアした驚異の跳人
1985(昭和60)年
モデル、タレントの益若つばさ誕生。ティーン雑誌の読者モデルから服やアクセのプロデュース、近年はインスタなどのSNSを活用し幅広く活動

10/14

1945(昭和20)年
童謡「赤い靴」などの作曲家、本居長世死去
1968年
メキシコオリンピック100m決勝で、ジム・ハインズが9.9秒で優勝。人類初の10秒の壁突破

10/15

1948(昭和23)年
東京靴商工清和会(滝田真一郎会長)が戦後初の製靴技術コンクールを開催
1951(昭和26)年
東靴協会が第1回東京靴まつり開催。サービスセール(12日間)の抽選会は11月16日、日本劇場で開催
1954(昭和29)年
大手町の都立産業会館の開館記念見本市に靴メーカー・問屋43社が参加

10/16

1793年
フランス革命でルイ16世妃、マリー・アントワネット処刑(37歳)。所有する膨大な靴のための“索引本”を作らせていた
1987(昭和63)年
第2回日本靴医学研究会、国立教育会館で開催

10/17

1964(昭和39)年
日本歩け歩け協会発足
2002(平成14)年
神田・平和堂靴店の佐宗慶吾会長死去(85歳)。日本靴総合研究会会長など幅広く活躍、また、紳士靴知識の普及・解説にも努めた

10/18

1889(明治23)年
大隈重信(当時・外相)、爆弾テロに会い右足を失う
1967(昭和42)年
ミニスカートの女王、モデルのツイッギーが来日。翌年にかけてのミニスカート+ロングブーツブームに拍車
1978(昭和53)年
台東産業フェア、浅草公会堂でファッションショーやデザインコンテスト開催
1987(昭和62)年
第1回日本靴医学研究会が虎ノ門発明会館で開催される
佐賀の大隈重信記念館に残されている大隈重信の義足
日本靴医学会の学会誌「靴の医学」年2回発行

佐賀の大隈重信記念館に残されている大隈重信の義足(左)
日本靴医学会の学会誌「靴の医学」年2回発行(右)

10/19

1949(昭和24)年
東京革漉工業協同組合発足

10/20

1911(明治44)年
明治製革設立
1911(明治44)年
ⅤAN創業者、アイビーファッションを広めた石津謙介誕生
1924(大正13)年
東京スタンダード靴設立。グッドイヤー式製靴機械を整備し民需靴を製造
1997年に発行されたスタンダード靴の社史と昭和30年代の広告
1997年に発行されたスタンダード靴の社史と昭和30年代の広告

1997年に発行されたスタンダード靴の社史と昭和30年代の広告

10/21

1943(昭和18)年
神宮外苑で学徒出陣壮行会。慣れぬ脚絆に靴姿の関東地方の学生が雨中の行進を行った。その数、観客として集められた学生・女学生を含め7万人
1953(昭和28)年
浅草の靴業者、大挙して税務署に抗議

10/22

1951(昭和26)年
脚の女王コンテスト、日本橋・白木屋デパートの屋上で開催、60人が参加。第1回東京靴まつりの一環
第1回東京靴まつりの目玉企画「脚の女王コンテスト」

第1回東京靴まつりの目玉企画「脚の女王コンテスト」

10/23

1837(天保8)年
大蔵財閥の創始者、大倉喜八郎誕生
大倉喜八郎(1837-1928)

大倉喜八郎(1837-1928)

10/24

1957年
戦後のファッションをリードしたデザイナー、クリスチャン・デイオール死去(52歳)。戦後のファッションはディオールの「ニュールック」から始まった。また、ロジェ・ヴィヴィエとの競作による婦人靴も時代をリードした
1981年
映画衣装デザイナー、イーディス・ヘッド死去(83歳)。アカデミー衣装デザイン賞を9回も受賞するなどハリウッドスターと映画には欠かせない人だった

10/25

286年頃/靴・皮革職人の双子の兄弟、クリスピンとクリスピニアスが殉教。カトリック正教会では、この日を靴の守護神「聖クリスピンの日」としている
1946(昭和21)年
大塚商店(製靴)が広島・江田島出張所を閉鎖
1951(昭和26)年
第1回東京靴まつり開催。翌年の第2回靴まつりで製靴技術コンクールを行うなど活気あるイベントで業界をリードする
1959(昭和34)年
第1回ミスシューズコンテスト開催
1987(昭和62)年
国際的に活躍した靴デザイナー、熊谷登喜夫死去(40歳)
関東大震災
地下足袋

靴・皮革職人の守護聖人、双子の兄弟を祝福する「聖クリスピンの日」(左)
ミスシューズ・コンテストを大々的に報じる当時の業界紙(右)

10/26

1870(明治3)年
常備兵員制が制定され、陸軍はフランス式、海軍はイギリス式を採用
1949(昭和24)年
全国手縫靴業者の代表、通産大臣などに「皮革・革靴の統制撤廃」の要望書を提出

10/27

1884(明治17)年
鹿鳴館でダンス講習会行われる。当時、ダンスができる人は6人であった
1901年
脚線美の女優、マレーネ・デートリッヒ誕生
1947(昭和22)年
革の統制価格、靴の販売価格を指定
1982(昭和57)年
俳優、塚本高史誕生。2014年のベストレザーニストに選出
洋装の普及にも大きな影響を与えた社交の場、鹿鳴館

洋装の普及にも大きな影響を与えた社交の場、鹿鳴館

10/28

1973年
西ドイツ・クルドニールで世界初の女子マラソン大会開催

10/29

1899(明治32)年
櫻組が創立30周年園遊会を芝公園紅葉館で開催。総理大臣山形有朋、伊藤博文など1100名が列席
1945(昭和20)年
第1回宝くじ発売。1枚10円、1等10万円。副賞に革靴、地下足袋、綿布など
1978(昭和53)年
42歳の元電気工、ハイヒールやサンダルなど婦人靴127足を盗み逮捕される

10/30

1960年
20世紀のサッカー史に名を残すディエゴ・マラドーナ誕生
1990(平成2)年
東京都が大森にリサイクルセンター開設。以後、23区に設置

10/31

1920年
フェティッシュなファッション写真、ヌード写真を取り続けた写真家、ヘルムート・ニュートン誕生
1940(昭和15)年
全国のダンスホール戦時体制により閉鎖される
1976(昭和51)年
俳優、山本耕史誕生。2015年にベストレザーニスト選出。妻の堀北真希も2009年に選ばれている
フェティッシユな写真でファッション誌をリードしたヘルムート・ニュートン

フェティッシユな写真でファッション誌をリードしたヘルムート・ニュートン

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