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ジャパンレザーVOICE:放送後記2P目
レギュラーコーナー「ジャパンレザー最新トピック紹介」では、日本製革製品、日本国内の革と革のものづくりをはじめ、ジャパンレザーに関するさまざまなトピックを厳選してご紹介。
「ジャパンレザーアワード」応募作品展示イベントは、革製品のコンテストとして日本最大。今年で16年目を迎えます。国産のなめし革などを使用した作品を対象としていて、革を用いた製品の、新たな可能性を見出すアワードです。このアワードを通じて、新たな“発想・表現”のできる人材の発掘と育成に取り組んでいます。
毎年、新進気鋭のクリエイター、つくり手たちがグランプリおよび部門賞、各賞を受賞し、飛躍のきっかけとなっています。例年2〜300点ほどの応募があり、すべての作品が公式ウェブサイトと渋谷の展示会場にて一般公開されます。
会場は、今年も東京・渋谷ストリームホール。革の魅力を存分にお伝えするため、3つのフロアでイベントが行われます。一般公開となる応募作品展は、9月30日(土)の審査会が終了した後、会場が整い次第、16:30~18:00を予定しています。2日目、10月1日(日)は、10:00から16:00まで、自由にご覧いただけます。
なお、審査日である初日は、11時から開場しておりますが、厳正なる審査の妨げとなるため、作品展示スペースへの立ち入りはご遠慮いただいております。審査の進行状況は、観覧可能です。
その他のフロアでは、審査中もイベントが行われておりますので、存分にお楽しみいただけます。5Fは、さわれる皮革素材の展示、6Fは、「Leather World Music Concert」演奏会が行われています。
「Leather World Music Concert」会場エントランスでは、レザーを使用した珍しい楽器のコレクションを展示。それらを見ることができるだけでなく、一流の演奏家たちが解説し、ライブパフォーマンスする音楽フェス。しかも無料です。昨年は初回にもかかわらず、とても盛り上がりました。レザーが言葉を超えて世界じゅうで愛されていることを、音楽を通して実感できますよ。
レザーのつくり手が選び抜いたアイテムを提供するオンラインストア「テーーマ」。つくり手の視点から見て素晴らしいと感じるアイテムをセレクトし、それぞれのクラフト(手間)とテーマ(世界観)を通じて魅力を発信しています。
革製品の紹介はもちろん、革製品を主役にしたスタイリングのファッション写真、レザークラフトのレシピ、道具などなど、ワンストップで見て・選んで・楽しめる、いままでにないウェブサイトです。
そんな「テーーマ」のポップアップショップが9月16日(土)から10月1日(日)東京・渋谷 渋谷駅直結 渋谷スクランブルスクエアで行われます。取り扱い製品のなかから厳選されたアイテムを展示。
目玉コンテンツは、自分だけのとっておきのレザーアイテムをつくれるカスタマイズ。実際の素材や形のサンプルも登場し色や素材感を確かめていただけます。手に取って見ることができるチャンスです。
会期中の各週土曜・日曜には、人気クリエイターによるレザークラフト体験ワークショップが行われます。すぐに使いたくなる、誰かにプレゼントしたくなる素敵なアイテムを手づくりできます。少人数制でおよそ2時間かけて完成させます。クリエイターがわかりやすくレクチャーし、丁寧にサポートしてくれるので、ビギナーさんも安心ですよ。
「キーパーソンインタビュー」にご登場いただいた、「.URUKUST」土平恭栄さんも参加予定。土平さんは、DIYバラエティー番組「NEWSの全力!!メイキング」(TBSテレビ系/9月1日放送)のレザークラフト回(ゲスト 津田健次郎)にも講師として出演し話題になりました。ワークショップの定員はとても少ないので、ご予約はどうぞお早めに。
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一般社団法人 日本タンナーズ協会主催、国産天然皮革PRイベント「日本革市」の初の試みとなる、ショールーム型展示会が8月1日(火)~9月27日(水)まで、東京・有楽町 b8ta Tokyo - Yurakuchoで開催中。
公式ウェブサイトのアクセスランキング上位の製品がならぶ前半が8月29日(火)まで行われました。
”一枚、一枚、丁寧に。実直に。受け継がれてきた技と心で、「皮」は「革」へと姿を変える。ふれて、感じる、作り手の想いとこだわり。対話から生まれる、新たな発見と驚き。「日本の革」の魅力を、存分にご体感ください。”
とのメッセージ、素敵ですね。
会場は、銀座からも近く、国内の高感度ユーザーをはじめ、インバウンドの訪日客のご来場もあり、注目されていました。
8月1日(火)~8月29日(火)開催の展示会
日本の革と革のものづくりについて、わかりやすく解説するパネルをはじめ、本革が畜産副産物を有効活用したサステナブルな天然素材であることや、日本の革三大産地(姫路・たつの、和歌山、東京)についてなど、わかりやすいレクチャーが充実。
アイテムは、公式ウェブサイトのアクセスランキングを軸に選定。いまサイトでご覧いただいた製品はこうして展示されています。腕利きメーカー×タンナーによる革製品をはじめ、製品に使用されたレザーのサンプルも展示され、触れることができるという画期的なスタイルが好評です。「日本革市」というと全国各地で行われていますが、東京での開催が少ないので、レザーファンの皆さま、必見ですね!
8月30日(水)〜9月27日(水)の約一か月間、展示会後半の「JAPAN LEATHER PREMIUM COLLECTION」が行われます。展示会のテーマ、展示アイテムが一新されました。くわしくは次回第15回放送(9月20日)でレポートをお知らせいたします。どうぞお楽しみに。
8月30日(水)から行われる
「JAPAN LEATHER PREMIUM COLLECTION」
靴の街・浅草2023夏休みイベント「NO SHOES NO LIFE(ノーシューズ・ノーライフ)~靴を夢見る人が集う街・浅草~」が7月22日(土)~8月31日(木)、東京・浅草 雷門前 浅草文化観光センター7階の展示スペースで開催中。
靴の街・浅草の紹介と靴とともに生き、その未来を夢見る、さまざまな人たちを紹介。シューズジャーナリストの第一人者、城 一生氏(クツミライパートナーズ/シューフィル)監修による展示をはじめ、貴重な名靴などの展示、靴製作の実演やワークショップ、足と靴の相談室などユニークな実演企画が次々と開催され好評です。
8月19日(土)、26日(土)には関連企画としてトークライブ「靴族会議」(各日14:00~16:00)を開催。
8月19日は「靴学者(かがくしゃ)たちの未来図/市場激変の令和、靴を学ぶ若者たちはどう生きるか」。東京都立城東職業能力開発センター 台東分校 製くつ科 指導員 藤村孝幸氏、エスペランサ靴学院 学院長 大山一哲氏、靴作家 曽田 耕氏をはじめとした靴製作者を囲み、従来にない靴関連の仕事にチャレンジする若者たちの活動ぶりを聞き、よりよいクツミライについて話し合いました。
8月26日は「どうする、どうなる、日本の靴/産業危機の今、靴の新たな価値や可能性について考える」。シューズクリエイター 末光宏氏、3DCAD技術者 島倉和也氏、シューフィッターこまつ氏、オカモト 小田哲史氏など、ユニークな活動を行う方々が革靴の新しい市場価値の創造・提案についてトークセッション。登壇者はもちろん、参加者の皆さんを巻き込んで新たなムーブメントになっていきそうです。
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「ジャパンレザーVOICE」では2023年度から「キーパーソンインタビュー」と「革製品紹介」は隔月で交互に展開しております。次回は「革製品紹介」を放送予定。
NHK連続テレビ小説(通称:朝ドラ)第109作「ブギウギ」(10月2日スタート)の舞台として注目の香川県東かがわエリアと手袋づくりの歴史をひも解きつつ、日本一早い!?香川手袋2023年秋冬新作プレビューなど、上質なジャパンレザー製品をご紹介予定です。どうぞお楽しみに。