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「LEATHER WORLD 2021」 第一弾レポート
レザーの祭典「LEATHER WORLD」が2021年も始動。その第一弾となるイベントが大阪・梅田 阪急うめだ本店9Fで開催されたrooms JOURNAY内(7月1日〜5日)で行われました。
「LEATHER WORLD」は、これまで11月03日「いいレザーの日」前後を中心に行われていましたが、今年度は梅雨明け宣言を待たずにスタート。革の「種類」「大きさ」「質感」「色合い」を体験していただくとともに、レザーの魅力に多面的に触れていただくことを目的とし、驚きと感動をレザーファンの皆さまにお届けしていきます。
会場となったのは、阪急百貨店うめだ本店。西日本最大級の規模を誇り、高感度ユーザーに愛されている百貨店です。今回は製品と皮革素材サンプルの展示ゾーンを区分せず、ミックスしたスタイルが好評。革と革製品の関連性をわかりやすくお伝えできたのではないでしょうか。
また、皮革産地として知られる兵庫県姫路市・たつの市をはじめ、ものづくり産地に近い土地柄を生かした構成も目をひきました。
履き心地の良さに定評のある「エマフランシス」は、靴の街 神戸から発信! 神戸牛を使用したシリーズをお披露目。ファッションの"地産地消"の実現につながり、ジャパンレザーを通じて、つくり手とつかい手のつながりがより深まって。
シャープなライン、クールなテイストで表現したフラットシューズもリリース。
エレガントな佇まいが新鮮でした。
国内有数の鞄産地、兵庫県豊岡市は、地域ブランド「豊岡鞄」を始動。その認定ブランドが出品し、職人の技術とそのクオリティをアピール。
「カラーで楽しむ、私の愛用リュック」をテーマに展開する「Atelier nuu」「ARTPHERE」が、定番アイテムをラインナップ。上質でシックなテイストは幅広い世代からの支持を獲得しています。
「豊岡鞄」では、2021年7月、環境に配慮したサスティナブルな取り組みを発表し、話題になりました。
「豊岡鞄」につきましては、当サイト、革鞄・ハンドバッグ特集 テーマ1「日本の鞄・バッグ プレイバック」<鞄の街 豊岡の歴史>を公開しています。併せてご覧ください。
https://timeandeffort.jlia.or.jp/bag/playback/02.html
このほか、恒例のレザークラフトワークショップも人気。ソーシャルディスタンスに配慮し、新型コロナウィルス感染対策を徹底して行われました。安全な環境のもと職人たちのサポートが行き届いたものづくり体験によって、ジャパンレザーの風合い・味わいを実感していただけたようです。
今後、東京エリアでも「LEATHER WORLD」開催が予定されています。当サイトおよび公式SNSアカウントでお知らせしますので、どうぞ、お楽しみに。