「野村製作所」パスケース（左） 「バックワークス」トレインマン（右）

10月14日「鉄道の日」　革で鉄道を楽しもう

「ジャパンレザー 旬暦」製品紹介のコーナーでは、毎回四季折々、そのときどきに合わせた、おすすめのアイテムをご紹介していきます。

今回のテーマは、10月14日「鉄道の日」 革で鉄道を楽しもう。1872年10月14日に日本初の鉄道が新橋・横浜間に開業してから、2022年10月14日に鉄道開業150周年を迎えるメモリアルイヤーということで、鉄道各社でさまざまなイベントなどが行われていますね。今年の「鉄道の日」、盛り上がりそうですね！　そんな鉄道をより楽しむための革製品をご紹介いたしました。

ご紹介アイテムは以下の通りです。放送時にご紹介できなかった価格もお知らせしましたので、ご参照ください。

「野村製作所」パスケース
4,180円（税込み）

以前、山手線、中央線、京浜東北線などをはじめ、首都圏の通勤車両として活躍していたJR東日本の205系という車両をモチーフにしています。革製品としては個性的なデザインですが、上質なレザーを使用して丁寧に一点一点職人が手づくりしているというギャップがユニーク。サイズは現物のおよそ40分の1。JR東京駅構内の「野村製作所」直営ショップ（改札内 エキュート東京）で買えるのはうれしいですよね。ギフトにもぴったり。慌ただしい通勤通学のひとときを笑顔に変えてくれそうです。

「バックワークス」トレインマン
30,800円（税込み）

日本有数の鞄産地 兵庫県豊岡市のファクトリーブランド「BAGWORKS バッグワークス」は“しごとのかばん”をコンセプトにさまざまな職業ごとに特化したかばんの機能や特徴を生かして、日常生活で使える鞄をリリース。そのひとつとして、鉄道やバスの車掌さんが、かつて使っていたバッグをリデザインしたバッグがヒット中です。ファッションでも「ワーク」テイストがトレンドですし、「レトロ」なテイストも人気。オーソドックスなデザインですが、今年らしさも楽しめるのではないでしょうか。

そして、注目していただきたいイベントをお知らせします。革の街、奥浅草エリアの魅力に触れることができる「革とモノづくりの祭典 浅草エーラウンド」が10月14日から16日の3日間開催されます。

今年のテーマは「革とモノづくりの街　奥浅草を“旅”しよう」。“旅”の気分を盛り上げる「ツーリストインフォメーション」や「パスポート」、「見学ツアー」などが予定されています。

吉田カバン創業者・吉田吉蔵が、晩年、自身の作品作りに励んだこの場所にアトリエを再現した「吉田吉蔵記念館」や創業支援施設「浅草ものづくり工房」「東京都立城東職業能力開発センター台東分校」の一般公開、大阪へ移転した「エスペランサ靴学院」の出張展示、「パイロットシューズ」「LEATHER LAB TOKYO」の見学・・・ほか、ものづくり体験ができる多彩なワークショップも見逃せませんね。

「エーラウンド」ではこれまで鉄道関連のコラボレーション企画が好評。以前は東京メトロとのコラボレーションで銀座線のミニチュアが登場したこともあります。即完売で大人気だったそうですよ。さて、今年は？　下町さんぽとともにお出かけください。

「LEATHER WORLD 2022」＆「ジャパンレザーアワード」

今年度は東京・渋谷で同時期開催
「LEATHER WORLD 2022」&「ジャパンレザーアワード」

ジャパンレザーに関するさまざまなトピックを厳選してお届けする「最新トピック紹介」では、毎年恒例の人気イベント「LEATHER WORLD 2022」と日本最大のレザープロダクトコンペティション「ジャパンレザーアワード」応募作品展についてお知らせしました。

「LEATHER WORLD」は、革が持つ「色合い」「種類」「大きさ」「質感」を体験し、革の魅力を多面的に触れることを目的として2016年からスタート。今年は「レザー美術館」をテーマに皆さまへ革の素晴らしさをご紹介いたしました。

今年で15年目を迎える「ジャパンレザーアワード」。国産のなめし革などを使用した作品を対象とし、革を用いた製品の、新たな可能性を見出すアワードです。このアワードを通じて、新たな“発想・表現”のできる人材の発掘と育成に取り組んでいます。毎年、新進気鋭のクリエイター、つくり手たちがグランプリおよび部門賞、各賞を受賞し、飛躍のきっかけとなっています。

5つの「部門」と2つの「カテゴリー」から構成。フットウェア部門、バッグ部門、ウェア&グッズ部門、フリー部門の4部門。ベストプロダクト、フューチャーデザインのカテゴリーと学生部門で構成。今年は237点ものジャパンレザー作品が集結しました。応募作品展の初日に審査会を実施。厳正な審査が行われました。早くも10月中に部門賞受賞作品が発表予定です。

応募作品展のほか、歴代の受賞ブランドによる販売会、ワークショップ、皮革素材の展示、皮革を使用した楽器を一流の演奏家が解説・演奏する「Leather World Music Concert」などを3フロアで開催。とても盛り上がりました。会期中の様子は「ジャパンレザーアワード」公式SNSアカウント（公式ウェブサイトからアクセス可能）でご覧ください。

「タイムアンドエフォート」公式ウェブサイトでは「LEATHER WORLD」取材レポート（第一弾）を公開。第二弾も準備中です。ぜひ、ご覧ください。