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ジャパンレザーVOICE:放送後記2P目
今回の「ジャパンレザー最新トピック紹介」では、秋のイベントレポートをご紹介。11月03日は「いいレザーの日」ということもあり、皮革産地をはじめ、各地でレザー関連イベントが行われました。まずは、「浅草エーラウンド」から。
革の街・靴の街 浅草のビッグイベント「浅草エーラウンド」が10月20日(金)~22日(日)に開催されました。ツーリストインフォメーション「SNAP」で、エーラウンド実行委員会 実行委員長 富田常一さんがプレス対応。写真を撮らせていただきました。このスペースでは革製品展示、ワークショップなどのほか、大阪へ移転した、「エスペランサ靴学院」のブースも登場。同校は、第十一回の卒展特集でもご紹介させていただきました。
同校校長 大山一哲さんも「キーパーソンインタビュー」にご登場くださいました。併せてご視聴ください。
ツーリストインフォメーション「SNAP」のすぐ近く、富田興業では「奥浅草レザーパーク」を開催。皮革業界のリーディングカンパニー、富田興業社内3フロアで物販、ワークショップ体験、大阪の人気ショップ「レザークラフトフェニックス」ブース、人気イベント「本日は革日和♪」のセミナーなど盛りだくさんのコンテンツで行われました。
富田興業が展開するサステナブルレザー「LEZZA BOTANICA(レッザボタニカ®)」をはじめ、取り扱いレザーの一部を展示。このほか「HIS-FACTORY」「Bottega TraModa」をはじめ、「レザークラフトフェニックス」「Lized」(塗料販売&体験会)などが出展。大阪の人気ショップ「レザークラフトフェニックス」「Lized」ブースでは、彩り靴ワークショップや塗料販売&体験会が行われました。
また、会場内では一般社団法人 日本皮革産業連合会の新プロジェクト、皮革・革製品のサステナビリティを発信していくThinking Leather Action(TLA)事業をアピール。ポスター掲出とリーフレットを配布。皮革・革製品のサステナビリティについて理解を深めていただくきっかけとなりました。
11月4日(土)~ 5日(日)、「浅草エーラウンド」と連携する新イベント、「O-ROUND(オーラウンド)」が大阪で始動。「O-ROUND」は、大阪市浪速区・西成区を舞台とした「靴」と「革」のイベント(祭典)。買い物、ものづくり体験、セミナー、歴史に触れる、靴づくりの現場見学などなど、幅広い世代のみんなが楽しめる、「地域丸ごとイベント」が行われました。
YOLO BASE会場、芦原橋会場、西成会場 各エリアの中の5つの拠点を巡って、さまざまな角度からこの街の地場産業である「靴」と「革」を味わい尽くすことができるという内容です。浪速区と西成区をまたぐ広域で行われているので、レンタサイクルが推奨され、メインMC川崎さん取材時にも自転車を借りて巡ったそうです。
「西成製靴塾を目指し、鶴見橋商店街を移動しましたが、とても長く、約1㎞も! 大阪の商店街には昭和の佇まいが色濃く残っていました。全身ヒョウ柄のご婦人をお見かけし、都市伝説ではなく、出会えてうれしかったですね。私もアニマル柄は大好きですので。実行委員長の大山一哲さんをはじめ、インタビューでもお世話になった村木ルイさん、このほか、たくさんの方々からお話を伺えて、とても充実した取材となりました」(川崎さん)。川崎さんによるハッピートークは、見逃し配信をお待ちください!
皮革産地としてお馴染みの埼玉県草加市のものづくり集団、そうか革職人会によるイベント「革市」が獨協大学の雄飛祭に出展。11月4日(土)~5日(日)、の二日間開催されました。
そうか革職人会「革市」はレザークラフト体験や革製品販売会を実施。革製品販売では、革のある新しいライフスタイルを提案する地域ブランド「HIKER」や、人気ブランド「YOSHIHARU WADA」、獨協大学 経済学部 髙安ゼミとのコラボによる新ブランド「UNISOLE」をはじめ、多彩なブランド、クリエイターが参加しました。
さまざまな動物をモチーフにしたレザークラフトは、革の可塑性を利活用したアイテム。革職人がレクチャーし、刃物を使わず仕上げるので、ちいさなお子さんも安心ですね。
トナカイや2024年の干支「辰」が人気。次々とファミリーが訪れ、革のものづくりを体験なさっていました。
恒例イベント「草加レザーフェスタ」が2024年2月24日(土)~25日(日)の二日間開催決定! TIME&EFFORT SNSアカウントでもお知らせいたしますので、ご期待ください。
SOKA LEATHER SAVOR 公式インスタグラムアカウントより
埼玉県草加市、草加マルイ 1F イートインスペースで、獨協大学 経済学部 髙安ゼミ×#そうか革職人会 とのコラボによる新ブランド、「UNISOLE」のポップアップイベントが11月17日(金)~23日(木・祝)開催されました。
参加メンバーのなかには、「レザーソムリエ」の皮革講座を受講した方も。ジャパンレザーに興味をもち、ユーザーに届ける責任感が、頼もしかったです。
埼玉県草加市に本部を置く私立大学、獨協大学。最寄り駅(東武スカイツリーライン)が2017年に獨協大学前駅に駅名改称するなど地域の象徴となるキャンパスです。高度経済成長期に建てられ、「東洋一のマンモス団地」と呼ばれた松原団地の跡地再開発の中核となり、新たな文教エリアおよび住環境が形成されています。
そんな獨協大学創立60周年記念事業のひとつとして、同学の経済学部 髙安ゼミの学生が埼玉県草加市のものづくり集団、そうか革職人会とコラボレーション。新ブランド「UNISOLE」(商標登録申請中)を立ち上げました。若い世代をターゲットにしながらも、性別や世代を問わず「より生きやすい社会へ」をコンセプトに企画・製造しています。
大学生(University Students)が、そうか革職人会と団結(Unity)して企画・製造した、個性的(Unique)な、性別を問わない(Unisex)、多世代(Uni-age)をキーワードに、真に自分にあった製品を身に付けて生活できる社会=「より生きやすい社会」の実現を目指しています。
このほか、地域のマルシェイベントや環境関連で国内最大規模の総合展示会「エコプロ2023」に出展。「東京新聞」などのメディアに取り上げられるなど話題になっています。
12月1日(金)~3日(日)の三日間、国内有数の鞄産地 兵庫・豊岡の地域ブランド、豊岡鞄展「どこまでも、鞄であること。」が東京・丸の内 KITTEで開催されました。通常、BtoBの展示会が行われる日程で開催されますが、今回はユーザー向けとして、クリスマス商戦に照準を併せました。「豊岡鞄」に参画する各社の新作をお披露目。丸の内という土地柄もあり、ビジネスパーソンを意識したデザインが多く見受けられました。
鞄だけでなく、「豊岡財布」もラインナップ。2024年は、1月1日と3月15日がラッキーデー、開運日といわれています。春財布をお探しの方、春の新生活に向けてギフトをお探しの方にも「豊岡鞄」「豊岡財布」をご注目いただきたいですね。
職人のミシン実演では、若い世代の方が興味をもっておられ、写真や動画を撮影し、熱心に質問なさっていました。プロの鞄職人によるミニチュア鞄づくり体験ワークショップや公式インスタグラムフォローキャンペーンなど、ユーザー参加型のコンテンツが好評。工具やアーカイブの展示は、フォトジェニックで「映える」フォトスポット的なコーナーとなっていました。
豊岡鞄協会では、思い出が詰まった大切な鞄を預かり、日本で唯一の鞄の神様、小田井縣神社柳の宮にて供養していただき、処分(廃棄・リサイクル・リユース)する「かばん供養」サービスをスタート。物の整理・心の整理・・・きちんと供養することで、新たな門出をサポートしてくれます。断捨離をすすめているかたにおすすめです。
ふるさと納税の返礼品として、バラエティー豊かなビジネスバッグもそろっています。こちらもぜひ、チェックしてみてください。
豊岡は人気の温泉地、城崎にも近く、ショッピングツーリズムにもぴったり。アクセスは、地元のコウノトリ但馬空港がおすすめです。羽田空港から最短で2時間(大阪国際空港・伊丹空港で乗り換えあり)。JAL国内線運賃全面リニューアルや但馬各市町の運賃助成制度によるキャッシュバッグなどもあり、とても注目されています。お出かけの際、利用してみてはいかがでしょうか?
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「ジャパンレザーVOICE」では2023年度から「キーパーソンインタビュー」と「革製品紹介」は隔月で交互に展開しております。次回は「革製品紹介」を放送予定。2024年の春財布シーズンに向け、「買い替え・ラッキー財布」&「買い足し・サブ財布」をご提案。
景気停滞、物価高騰などによる節約志向が高まっていますが、毎日使うお財布はメイドインジャパンから選びたい、というユーザーの皆さまに向け、こんな時期でもお求めいただきやすい、買い替えたい財布(縁起もの)、買い足したい財布(ペアリングで使う便利なサブ財布)をご紹介したく思います。どうぞお楽しみに。